丹波ほっこり農園Blog

三和ぶどう、野菜、養蜂、加工食品

雨の日の蓄積

今年のゴールデンウィークは天候に恵まれたが、今日は久しぶりに雨降りの日曜日になりました。

農作業は、こういう雨降りに無理して作業に懸かるより、今後の作戦をじっくり練る日にしたいと思います。

雨降りはテンションも上がらないので、むしろ冷静な判断ができる状態にあります。

今日の雨は体休めと畑には恵の雨になりそうです。

菖蒲湯や  宿の坪庭  苔色深し  (呆悦)
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黄金週間のミサイル

 日本は良い天気のゴールデンウィーク。この期間中は日本は無防備。この機を狙い撃ちされる危険性は大と考える人は私だけでしょうか。

刺激して暴発してしまっては、この自然豊かでのどかな田園風景も便利至極の都市の繁栄や平和な生活も取り戻しつかない状態になります。

驕り昂った為政者という者は、つい国民の平凡、平穏、平和な生活を忘れがちになります。

ここはお互いに性急に判断せず、ひと呼吸おいた冷静な対処が必要と思いますが、天に何事もなきようお祈りしときます。

 

竹の秋  核かミサイルか  天仰ぐ(呆悦)

 

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草刈りと洗濯

丹波ほっこり農園では葡萄園約40a、栗園約30a、その他生姜畑や大豆畑など30a。合計1ヘクタールの草刈りが大きな仕事です。

山間部の農地は高低差があり、法面が大きく草刈りに費やする時間がかかります。

自走の草刈り機もありますが、隅々まで綺麗に刈るのには手で振り回すエンジン式の苅払機で刈るのが最適です。

しかし、この面積を1人で刈るとすると、約10日近くかかります。これを年4回すると40日、一年2か月間は草刈り専従することになる勘定です。

そして、この草刈りは大変、疲れる仕事で基本は1日一時間が限度と言う人もいます。

草は刈れども刈れども直ぐに伸びてきます。うんざりしますが、刈終えた後の農地の美しさに感動するんです。一種の自虐的な農夫気質なのでしょうか。

これは多分、毎日毎日、沢山の洗濯をして洗濯ものを畳み終えた主婦(主夫)と同じ気持ちなのでしょう。

 

草萌や    都会の歓楽  今は昔


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霧の効用

丹波は霧の名所。「丹波霧」と呼ばれています。

夜の冷え込みが強く、よく晴れる日には霧がでます。丹波霧は水蒸気が冷えて水粒になり低くたれ込みます。

丹波」の地名の由来も霧(雲海)が低く垂れ込み、そこに上から朝日が差し込む様が朱色の波のように見えたので、丹(朱)の波の国となったといわれています。

霧は、害あって利なしといわれますが、実は果物の栽培には、この霧の発生する温度差が甘味を増すことになり、人間の育成には、概してまろやかな性格形成に繋がるひとつの要素と思っています。

丹波ほっこり農園の葡萄もこの気候風土により糖度が高いものができると考えています。

 

春の霧   やっと謎は解け  甘味かな(呆悦)


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手間ひまを掛けた結果

日曜日はあまりにも良い天気なので、バイクで丹後まで出かけました。

民営の花園を見学しましたが、美しいと思いましたが、それよりも手間暇掛けた手入れに感動しました。

一本一本のチュウリップや芝桜などを丁寧に植え付け、草を生やさないよう管理されています。

手を掛けたほど、花は美しくなり、果実はおいしくなるのだと再確認しました。

 エンジンの  音軽やかに  藤揺るる (呆悦)
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あんどんの行進

今日は、カボチャの苗の110本の植え付けを行いました。「ロロン」と「ほっこり姫」という可愛い名前のついた品種です。

秋口には美味しいカボチャが収穫できるでしょう。一株ごとに肥料袋を活用した寒冷紗(袋)を被せた景観は行灯の行進のように見える。2週間程度、これにより成長を促します。

カボチャは抗酸化作用に効くβーカロテン、や各種のビタミンを含み、風邪予防や脳血管疾患の予防に良いといわれています。

 

行く春に  行灯袴  締めて直す(呆悦)

     
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スーパー/コンビニ14km空白地帯

丹波ほっこり農園の葡萄園や農地の拠点は国道9号線沿いにあります。

しかし、当農園から京都方面に7km行かないとコンビニやスーパーがありません。また、福知山方面にも同じく7km行かないとそれらがないのです。

なんと一桁台の国道が走っていながら、なんとも不便なものです。昔は村に駄菓子屋さんやさかな屋さんがありましたが、今は姿を消しました。

何とかこの村にコンビニやスーパーでなくとも、地元民や往来する運転手さんがくつろげて、生活に必要な商品(100点を厳選)が買え、地元産の野菜(地域自慢の特産物の品がある。)の直販所がある「街道オワシス百貨店」なるものが欲しいと思っています。

 

 木蓮の  最後の花弁  踏ん張れり  (呆悦)

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