丹波ほっこり農園

三和ぶどう、野菜、養蜂、加工食品

産卵の機を待つ

葡萄の房を整える最盛期です。一日二人で作業を行っても葡萄の木、20本ぐらいしかできません。 そんな葡萄園に産卵の機を窺う大きな臨月をむかえたアマガエルが葡萄の葉っぱに鎮座しています。 これほど大きなアマガエルを見たことはありません。 雨が降らな…

樒で棲み分け

仏壇には樒(しきみ)を、神棚には榊(さかき)をそれぞれお供える風習があります。 また、一般的にはお墓には樒を、神社には榊をそれぞれお供えします。 日本人は木の種類で棲み分けして、お参りのしきたりを作ってきました。 しかし、樒の実は植物で唯一、劇物…

梅雨の月

日曜日の夕方、東の空に上って来る月がとても大きくて暖かい色の満月状態でした。 梅雨時期の月がこんなに綺麗なのを見たのは初体験。 車の運転中なので写真が撮れず、自宅に着きスマホカメラで写した時には小さな月になっていました。 写真でも俳句でもニュ…

カバープランツ

一昨日は、葡萄園の草刈りとあるお仕事のため疲れが出て、昨日はブログの更新ができませんでした。 雑草の草刈りは葡萄園や栗園だけでなく、自宅の家の回りも大変。 草刈りの労力削減のためにと、7、8年前に岸に植えたカバープランツ(名前は思い出せません。…

ハレの日とケの日

昨夜の夕食はインスタントのワンタン麺のみとなりました。 具は卵と菊菜が入っているのみです。 ひとりだけの食事を作るのは、作る意欲が出ませんし、めんどくさいです。 現在の日本は、毎日が○○記念日のハレの日のような豪華な飽食の食事になっています。 …

健康は気持ち

昨日は健康診断の受診日でした。 忙しいのに邪魔くさいなぁと思いながら受診しました。 世の中は「健康」と「健康食品」ブームです。 テレビやネットで話題になった健康法や健康食品は翌日には大人気になりますが、一週間程度でブームは立ち消えてしまいます…

お客様とのふれあい

丹波ほっこり農園では昨年から丹波黒豆の枝豆を国道沿線の直売所で販売を始めました。 先日、黒豆の植え付けの畑が完成。 あとは黒豆の苗が育てば植え付けます。 直売所で直接、商品を売るということは消費者の声が直に聞けることと お客様とのコミュニケー…

六感で味わう季節

栗の花が咲き出しました。 季節は夏に突入一歩前です。 しかし、夏本番までには一ヶ月の梅雨を経ねばなりません。 この梅雨も農業には大切な季節です。 農村のこの季節を六感で表現しますと、 眼には夏草の緑色、 耳には早朝の小鳥の聲、 舌には山椒のピリピ…

無の境地

昨日は涼しくて、昼寝が過ぎて一日中、安息日になりました。 やりたいこともあれやこれやと、たくさんありますが、「まあ、いいやぁ。」と何もしない一日にしました。 まさに「無」の境地です。 夏木陰 袖触れ合うも 他生の縁(呆悦)

親鸞聖人の気持ち

久しぶりに都に来て、時間が有ったので京都駅から京都御所近くまで歩きました。 途中に東本願寺の塀に親鸞聖人御遠忌750年の法要の時に掲げられたテーマ「今、いのちがあなたを生きている」の標語を見ることができました。 何年もこの標語の意味が分からず、…

「木強」の気質

先日、ある早朝の講演会で福知山にある大学の学長からお話しを聞きました。 この丹波地域の人びとの気質を江戸時代の書物で紹介され、その中で「木強(ぼっきょう)」の精神が失われていると。 「木強」とは飾り気がなく一徹な様で、武骨という意味です。 丹波…

国道の草刈り

先日、国道9号沿いの丹波大豆の畑の草刈りをしました。 畑に続く国道沿いの法面の草刈りは国が行うべきなのですが、草が急激に伸びるこの時期には手が回らないのが実情と思います。 また、法面の下まで道路敷地内なのに国が刈るのは、道路通行帯の路肩の端…

流域に思い巡らす

丹波ほっこり農園のあります流域は由良川水系の土師川の上流部にあたります。 分水嶺としてはかなり低い丹波高原を源流とするため、もともと水量が多いほうではないのです。 今日、ゆっくりと土師川を観察してみると、ここ数日間の日照りのと稲作の育成期の…

片田舎にもグローバル化の歴史

仕事の途中で「フナメ」を見つけました。 桑の木の実(マルベリー)です。丹波ほっこり農園の付近には随所に桑の木が生えています。 昭和30年代の中頃までは畑は桑の木ばかりでした。桑の木が多いのは、それの遺産なのでしょう。 桑の木の葉は「蚕さん」(この…

生きた化石の下で

お仕事の疲れと夏枯れにも似た暑さでネタが出なくて、ブログの休刊日です。 緑蔭に 一休みひと休みかな(呆悦)

農村のもてなし

昨日は、いい天気に恵まれて、村総出の草刈りと自宅回りの草刈り、草引き、芝の手入れの草に関する一日でした。 農村の訪問するお客様の最高のもてなしは、迎える家の回りの草刈りや草引きが滞りなくできていていることだと昔、聞いたことがあります。 確か…

バイク花シリーズ3~シャガの里~

昨日は、福井県との境にある水源の里、綾部の老富町市茅野のシャガの群生地をバイクで訪ねました。 花自体はそう派手ではないが、群生している杉木立に咲く雰囲気は白い絨毯のように見えます。 もう盛りを過ぎていましたが、水源の里に似合う風情があります…

「丹波」のブランド

「丹波」と聞けば松茸、黒豆、小豆、栗の名品が挙げられます。 一昨日は丹波黒豆をひとつひとつ豆の向きを確認しながらポットに播きました。 約1800ポットの苗をこれから育てます。結構、根気のいる仕事です。 9月の中旬には枝豆として、当園が国道9号沿い…

大人の成長

近所の竹やぶの筍が日に日に成長して若竹になりつつあります。 毎日、葡萄園に通り掛けに筍を見てみると日に日にすくすくと成長しているのがわかります。 竹の成長は一日に1mも伸びる場合もあるといわれています。 竹は筍の時から節の数は既にあり、若竹とし…

赤ワインで乾杯?

朝から葡萄園で赤ワインで乾杯です。 と言いたいですが、葡萄の種無しにするホルモン液剤(ジベレリン)処理です。 ひと房毎にこの液剤に浸していきます。 この作業を二週間後にもう一度行います。 また、葡萄の品種により、花穂の開花前か開花後か、浸す液の…

人生を語る掌

農業に従事して早くも三年目になりました。 毎日、土や草に触るのでよく見ると指先の指紋には土色の染みが刷り込まれ、掌全体が ゴツゴツとした逞しい雰囲気になってきました。正直言って汚いなぁと思います。以前はペンダコで中指の先が盛り上がっていて、…

農業もまだまだ・・・。

丹波ほっこり農園は、葡萄の作業がピークのシーズンです。 今日から某農業従事者養成校からインターンシップ生を受け入れ3日間、葡萄の花穂の調整などに従事してもらいます。 まだ19歳という若さであります。 若い人の農業離れが進んでいるが、こうして若く…

会うべき人に会う不思議

中島みゆきの唄の「糸」に「会うべき人に会うことを人は仕合と呼びます。」というフレーズがあります。 田舎で農業をしているとなかなか、都会に出ていくことがありません。 先日は、久しぶりに京の都に行く機会があり、会ってお話しておきたかった人にお会…

気品の堅持

野の藤の花が散り、里には桐の花が盛りを向かえています。 同じ紫の花ですが藤の花は垂れ下がり山から野に侵食していますが、桐の花は御門の葉が下から支え、天に聳えるように咲いています。 桐は里に植えられタンスなどの高級家具の材料になります。咲く姿…

夢は夜ひらく

車に乗せてもらっていると、宇多田ヒカルのお母さんの藤けい子が唄った「夢は夜ひらく」が懐かしく耳に入ってきました。 一方、花は昼開くのが多いと思います。 庭の芍薬の花も昼には開き、夜には静かに花弁を閉じています。 夢というのには二つあります。 …

洞窟探検

昨日、宣言どおり洞窟の中に入り込みました。 この地方の山間部には昔から崖下に横穴が家毎にあり、さつまいも等を刷りぬか(籾殻)を敷き詰め保存していました。 崖下は地下になるので外気温に影響を受けず、長期に保存できたのです。 しかし、危険だとかいう…

洞窟農業―こわぁワクワク

先日の朝方、話の弾みに「地域の外れにマンガンの鉱石を掘っていたという横穴があるの知ってるか。」と古老から聞き、早速、探検に出掛けました。 廻りは静かで誰も通りかからない場所にあります。 ひんやりした暗闇に死体でもあったらどうでしょうと不安で…

そろそろ房が・・・

葡萄の新芽が出揃いました。 房を付ける新枝だけを残し余分の新枝を取り除く「芽かき」作業が一昨日で終わりました。 来週からは新しい枝に付いた房の元になる花穂をひとつだけ残して、ひとつひとつを小指の長さ程度に房の原型づくりに入ります。 また、房が…

燻べの技法

春も畑の回りの樹木の枝が伸びてきますので、切り取る散髪をし、農作業の一環として畑の片隅で燃やす「燻べ」をします。 燃える生木が「パキュ、パキュ」と音を立て白い煙が風に彷徨う様が大好きです。 生木を燃やすのは結構難しいのですが、それなりの技術…

「なんもないところやさかいに・・・」

今日はバイクで朝来市の白井大町藤公園に出掛けました。朝来市といえど夜久野の直ぐ隣です。 藤の見納めしたいために大阪や神戸から来る車で入口は長い渋滞。 見事な藤が垂れ下がり、ほのかな香りに誘われてヒトとハチが群がっています。 野暮な話で恐縮です…