そろそろ房が・・・
葡萄の新芽が出揃いました。
房を付ける新枝だけを残し余分の新枝を取り除く「芽かき」作業が一昨日で終わりました。
来週からは新しい枝に付いた房の元になる花穂をひとつだけ残して、ひとつひとつを小指の長さ程度に房の原型づくりに入ります。 また、房が上手く垂れ下がるように新枝を支線に誘引します。
月末には花の開花状況を見極めて、種無しにし、成長を促す処理(「ジベレリン」)をひとつひとつの房に二回、一定の日数を経て行います。
来月からは、出荷する時の房のイメージで粒を間引いていきます。そして、ひと房毎に袋掛けをしていきます。
今年は約8000房にこれらを施します。
この間にも園内の雑草は容赦なく伸びてきますし、雨が少なければ水やりをして病害虫にも気を配る必要があります。
これからが葡萄の仕事の最盛期です。
葡萄が店頭に並ぶ時に値が張るのも納得してもらえるのではないでしょうか。
野良仕事 あれもこれもと 日永かな(呆悦)