大人の成長
近所の竹やぶの筍が日に日に成長して若竹になりつつあります。
毎日、葡萄園に通り掛けに筍を見てみると日に日にすくすくと成長しているのがわかります。
竹の成長は一日に1mも伸びる場合もあるといわれています。
竹は筍の時から節の数は既にあり、若竹として伸びる時は、節間が伸びるようです。
竹にしても人間にしても若い時は成長が早く、その成長の跡が見えますが、大人や老人になると成長は見えないだけでなく、むしろ衰えしか目立ちません。
しかし、成長というのは目に見えるものだけでなく、当然、内面も含まれます。
若い時に築き上げてきたことを老人になっても日々、質的に充実していくことは可能ではないでしょうか。
老後の質的な充実をしていくのには、豊かな経験を糧にして新たな生き方を模索し実践することでしょう。
後ろ向きに考えると外向きも内向きも成長は止まり老けてしまいます。
五月晴れ 天まで届け 子らの声(呆悦)