葡萄園に成ったスイカ🍉
お盆を過ぎて朝夕は過ごし易くなってきましたが、日中はむしろ暑さが厳しくなった感もあります。
暑い日中の外仕事の後は、何と言ってもスイカが一番。
汗で排出した水分補給にはもってこいの食べ物です。
今日、ヴェトナムの実務研修生が「葡萄園にスイカがなっていますので採ってきます。」と言って走り出した。
葡萄園にスイカが成るとは不思議だなと思っていると、直ぐにスイカを採って来ました。「葡萄園のどこになっていたの?」と聞くと、「この先の葡萄園の柵の中です。」と、言います。
どうやら、葡萄園の近くのおじさんが葡萄園の隣の自己所有の畑で丹精込めて育ているスイカなのです。
毎日、おじさんはスイカの栽培に情熱を込めていますので、スイカのツルは勢いよく伸びています。
そのため、スイカのツルが勢い余って、畑から葡萄園に浸入し、葡萄園の柵の中に実を着けたモノなのです。
おじさんが丹精込めて栽培しているのに自分の畑には成らなくて、我々が管理している葡萄園の中に成るとは皮肉ですが。
法律的には、境界を越えて成った果実は、越えて浸入された側に処分権があるとされているものの、丹精込めて栽培されているおじさんの顔を思い浮かべると直ぐには我々だけでは食べられません。
おじさんはいつも、このブログを読まれいると聞いています。
「おじさん、会社の事務所にまだ食べずに冷蔵庫に入れて冷していますので、明日、食べに来てください。」と言わずにはおれない暑い夏の夜です。
西陽差す 武者振り食らふ スイカかな(呆悦)