丹波ほっこり農園

三和ぶどう、野菜、養蜂、加工食品

握手の効用


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衆議院選挙を次の日曜日に迫り、過疎地の村にも選挙カーがやって来ます。

こんな過疎地に来ても多くの票には繋がらないだろうなと思って、手を止めずに仕事を続けていました。

すると、候補者が選挙カーから降りて来て膝まづき話しかけてきます。

折角などで、この地域事情や農業、農村のことなど15分間程度、話をしました。

最後に私から「当選しても落選しても、枝豆が好きだったら来週にも枝豆買いに来てや。」と告げると候補者はハイと言って握手を求めてきました。

私は枝豆の揃えの仕事で手が汚れているため躊躇していました。

「いやぁ、手が汚ないので。」と断るも握手を求めるので応じました。

久しぶりに握手という行為をしました。

2年半前に前の職場を定年退職した際に沢山の人と握手して以来のことで緊張しました。

掌(たなごころ)は粘膜質の皮膚です。

仮に手の甲のような皮膚で握手をするのであれば、たぶん握手という行為は存在しなかったでしょう。

また、仮に唇が頬と同じような皮膚であったらキスという行為は存在しなかったでしょう。

選挙の時や政治家は握手を有権者に求めます。

掌が粘膜質であるから、握手はその人の気持ちや体調が伝わります。

それゆえ、握手は相手との距離感をグッと引き寄せる行為であること政治家は知っているのです。

また、政治家の多くは権力を掌(て)にするためには掌(てのひら)を返すこともすんなりとすることができるのです。

そんな握手の効用や掌を再認識する機会になりました。

   秋雨の  合間に漂う 燻べ雲(呆悦)