過ぎたるは猶及ばざるが如し
この料理にはこの食材が合うとか、この薬味を加えれば美味しくいただけるとか料理のレシピには書かれています。
それぞれの食材には特徴があり、昔から言われてきた効用が、最近では科学的な分析で含有される栄養素が示されるようになりました。
現在、生姜を出荷しておりますが、生姜はジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンなどの要素が含まれており、体を温めるなどの効果があります。
生姜の出荷は収穫後、ついている土を水で洗い流します。この季節は寒さに耐えながらの水仕事になりますが、ショウガを料理に少し入れると汗が出るくらい体が温まり、季節外れの寒さも凌ぐことができます。
一方、銀杏にはカロテン、ビタミンC、デンプンなどに加え、カリウム、マグネシウムなどのミネラルを多く含み、栄養豊富な食べ物です。
先日、食べ過ぎは良くないとのことはわかっていながら、封筒に入れレンジでチンしてついつい20粒程度も食べてしまいました。
すると、夜中にここ10年ぐらい忘れかけていた感覚の堅さの異物を褥の中に感じてしまい、目が覚めました。
それぞれの食材にはそれぞれの効用があり、過度の食べ過ぎは、後で苦労します。
しかし、生姜も銀杏もこの季節の食材としては、最高の恵です。
銀杏の エメラルド色に 弾けたり(呆悦)