枝豆の販売開始
雨続きの鬱陶しい天候が続きます。今日は少し晴れ間が覗いてくれました。
その晴れ間の隙に国道9号線の脇に丹波黒豆の枝豆の直販所を設置し、販売を開始しました。
5月の末に播種しましたが、4ヶ月半が過ぎ、やっと食べ頃になりました。
食べ方はシンプルに塩茹でが一番だと思います。
シンプルな食べ方が合う丹波黒豆。
塩もみのあと、熱湯で10分程度茹でるだけ。
野菜のゆで方は「根菜類」は水から茹でますが、枝豆は沸騰した湯に入れ茹でます。
「ゆでカエル理論」という話があります。
熱湯にカエルを入れるとその熱さに気がつき飛び出します。
しかし、水にカエルを入れ徐々に加熱していくとその変化に気がつかずゆで上がってしまうという警鐘を鳴らすものです。
私達の毎日の生活で日々、刻々と目には見えませんが変化している現象があります。
昨日と比べて変化したかと問われれば何も変わっているようには感じられません。
しかし、例えば5年や10年単位でみてみますとその変化に驚かせられるということがあります。
沸騰した湯で茹であがる枝豆を見ながら、先を見透す農村や農業の在りかたを考えていかねばと思いました。
秋雨に 茹で枝豆の 青冴える(呆悦)