台風の爪痕と生活の痕跡
秋雨前線が数日前から横たわり、毎日雨降りが続き、それに加えて超大型の台風21号の襲来で48時間も止むときを知らず降り続く状態。
こんな気象では雨が集積する河川が氾濫しても不思議ではありません。
災害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。
台風の強風も吹き荒れ、村の木々の枝は折れ、農業倉庫の倒壊などの被害がありましたが、幸いにも大きな災害はありませんでした。
ところで、丹波黒豆の枝豆直販所の近くに昔の電信柱を発見しました。
今は使われなくなった木製のものです。
なんと私が生まれた翌年、今から62年前に立てられた電信柱です。
防腐措置が施されているとはいえ、国道の拡幅や風雨にさらされながらも未だにしっかりと立ちずんでいます。
木製の電信柱は子供の頃、いたずらに掛け登ったたり懐かしい思い出があります。
台風の脅威を再認識するとともに、村のライフラインを支えた電信柱に感謝と畏敬の念を覚えました。
すすき吹く 電柱の傷口 色黒し(呆悦)