農村の芸術作品2「綿菓子」
今日は神戸の有機栽培農業法人の視察に出掛けました。
神戸も西の方には、かなりの田園が拡がっています。
農村の芸術作品No.2の晴天の空に浮かぶ白い雲のような花を発見しました。
最近は都会の住宅地で庭木として咲いているのを見ることがあります。
しかし、農村で咲いているのを見るのは、はじめてです。
名前は分からなかったのですが、調べるとどうも「うるし科」の「スモークツリー」らしい。
夏の殺伐とした風景の中で、空に浮かぶその姿は一服の清涼感を与えてくれます。
そよ風に 無言で泳ぐ スモークツリー (呆悦)
農村の自然芸術作品
農村には自然の芸術作品が数多くあります。
葡萄の袋掛けが終わり、あとは有害鳥獣対策に入るのと草刈に専念します。
草刈の作業の休息の合間に見かけた「自然芸術作品」が梅雨明けの晴天の空間に涼風に揺れています。
厄介な藤の弦です。
厄介者の藤もこうして見ると美しいものですね。
梅雨明けの 薬草の風 吹きにけり(呆悦)
痕跡と進出
先月、始めてあるグループで台湾旅行に行きました。
中国本土には数回訪れているが、台湾は未知の領域でした。
戦前、戦中に日本が残した総督府等の建物や金鉱山等の痕跡を垣間見ると同時に、現在も日系企業が街中にどんどん進出している様子に少し驚きを感じました。
ファミリーマート、セブンイレブン、ダイソウ、すき家、くら寿司等々、日本の街角に佇んでいるかの錯覚をするくらい当たり前のように店舗を構えています。
その利用が台北人の日常生活に溶け込んでいることがまた意外に感じます。
また、新しい近代的街並みの一方、「巷」と呼ばれる昔ながらの生活臭がする街並みの並存しています。
旅行客が最初に触れる空港、電車、地下鉄、タクシー、駅等、日本と同様に表示がしっかりされていて使い勝手がよく、近代化が進んでいます。
実質2日間では台北とその周辺の一部を見れただけで台湾の全貌はまだまだです。
店先に並ぶマンゴーやスイカ等のカラフルな果物を見ていると、台湾の農村やその農場を次の機会には是非ともみたいと思います。
足下の 台北の街 夏来たり(呆悦)
初トマトの出荷
トマトの青い匂いが漂うハウスの中は、サウナよりも汗が吹き出てきます。
トマト達も、たまにはハウスの覆いを全開して涼しい風を受けたいと思っているに違いありません。
ハウス栽培の第一号として、「フルティカ」と「ハウス桃太郎」を約20kgを今日、道の駅味夢の里に出荷しました。
慣れていないハウス栽培のため、今日まで悪戦苦闘しての出荷。
ぜひ、汗かいたあとのトマトを食べてみてください。
帰宅後の なにわともあれ トマト食う(呆悦)