丹波ほっこり農園Blog

三和ぶどう、野菜、養蜂、加工食品

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

初トマトの出荷

トマトの青い匂いが漂うハウスの中は、サウナよりも汗が吹き出てきます。 トマト達も、たまにはハウスの覆いを全開して涼しい風を受けたいと思っているに違いありません。 ハウス栽培の第一号として、「フルティカ」と「ハウス桃太郎」を約20kgを今日、道の…

緑の中の朱

里山のこの季節は全て緑に覆われます。 そんな緑の世界に、鮮やかな朱色の柘榴の花が蒸し暑さを一瞬、忘れさせてくれます。 柘榴の花がこんなに赤い花であったのか久しぶりに見て、再確認しました。 秋にはレッドルビーのような透き通った実がが楽しみです。…

葡萄最盛期

ブログの更新ができていないことは、奥歯にモノが挟まった感じで、気持ちが悪いです。まるで、「もりそば」と「かけそば」を噛まずにイッキにすすり込み、何にも消化されずお腹がもたれている状況と同じようなものです。 この間、葡萄の作業の最盛期で忙しさ…

産卵の機を待つ

葡萄の房を整える最盛期です。一日二人で作業を行っても葡萄の木、20本ぐらいしかできません。 そんな葡萄園に産卵の機を窺う大きな臨月をむかえたアマガエルが葡萄の葉っぱに鎮座しています。 これほど大きなアマガエルを見たことはありません。 雨が降らな…

樒で棲み分け

仏壇には樒(しきみ)を、神棚には榊(さかき)をそれぞれお供える風習があります。 また、一般的にはお墓には樒を、神社には榊をそれぞれお供えします。 日本人は木の種類で棲み分けして、お参りのしきたりを作ってきました。 しかし、樒の実は植物で唯一、劇物…

梅雨の月

日曜日の夕方、東の空に上って来る月がとても大きくて暖かい色の満月状態でした。 梅雨時期の月がこんなに綺麗なのを見たのは初体験。 車の運転中なので写真が撮れず、自宅に着きスマホカメラで写した時には小さな月になっていました。 写真でも俳句でもニュ…

カバープランツ

一昨日は、葡萄園の草刈りとあるお仕事のため疲れが出て、昨日はブログの更新ができませんでした。 雑草の草刈りは葡萄園や栗園だけでなく、自宅の家の回りも大変。 草刈りの労力削減のためにと、7、8年前に岸に植えたカバープランツ(名前は思い出せません。…

ハレの日とケの日

昨夜の夕食はインスタントのワンタン麺のみとなりました。 具は卵と菊菜が入っているのみです。 ひとりだけの食事を作るのは、作る意欲が出ませんし、めんどくさいです。 現在の日本は、毎日が○○記念日のハレの日のような豪華な飽食の食事になっています。 …

健康は気持ち

昨日は健康診断の受診日でした。 忙しいのに邪魔くさいなぁと思いながら受診しました。 世の中は「健康」と「健康食品」ブームです。 テレビやネットで話題になった健康法や健康食品は翌日には大人気になりますが、一週間程度でブームは立ち消えてしまいます…

お客様とのふれあい

丹波ほっこり農園では昨年から丹波黒豆の枝豆を国道沿線の直売所で販売を始めました。 先日、黒豆の植え付けの畑が完成。 あとは黒豆の苗が育てば植え付けます。 直売所で直接、商品を売るということは消費者の声が直に聞けることと お客様とのコミュニケー…

六感で味わう季節

栗の花が咲き出しました。 季節は夏に突入一歩前です。 しかし、夏本番までには一ヶ月の梅雨を経ねばなりません。 この梅雨も農業には大切な季節です。 農村のこの季節を六感で表現しますと、 眼には夏草の緑色、 耳には早朝の小鳥の聲、 舌には山椒のピリピ…

無の境地

昨日は涼しくて、昼寝が過ぎて一日中、安息日になりました。 やりたいこともあれやこれやと、たくさんありますが、「まあ、いいやぁ。」と何もしない一日にしました。 まさに「無」の境地です。 夏木陰 袖触れ合うも 他生の縁(呆悦)

親鸞聖人の気持ち

久しぶりに都に来て、時間が有ったので京都駅から京都御所近くまで歩きました。 途中に東本願寺の塀に親鸞聖人御遠忌750年の法要の時に掲げられたテーマ「今、いのちがあなたを生きている」の標語を見ることができました。 何年もこの標語の意味が分からず、…

「木強」の気質

先日、ある早朝の講演会で福知山にある大学の学長からお話しを聞きました。 この丹波地域の人びとの気質を江戸時代の書物で紹介され、その中で「木強(ぼっきょう)」の精神が失われていると。 「木強」とは飾り気がなく一徹な様で、武骨という意味です。 丹波…

国道の草刈り

先日、国道9号沿いの丹波大豆の畑の草刈りをしました。 畑に続く国道沿いの法面の草刈りは国が行うべきなのですが、草が急激に伸びるこの時期には手が回らないのが実情と思います。 また、法面の下まで道路敷地内なのに国が刈るのは、道路通行帯の路肩の端…

流域に思い巡らす

丹波ほっこり農園のあります流域は由良川水系の土師川の上流部にあたります。 分水嶺としてはかなり低い丹波高原を源流とするため、もともと水量が多いほうではないのです。 今日、ゆっくりと土師川を観察してみると、ここ数日間の日照りのと稲作の育成期の…