丹波ほっこり農園Blog

三和ぶどう、野菜、養蜂、加工食品

初トマトの出荷


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トマトの青い匂いが漂うハウスの中は、サウナよりも汗が吹き出てきます。

 

トマト達も、たまにはハウスの覆いを全開して涼しい風を受けたいと思っているに違いありません。

 

ハウス栽培の第一号として、「フルティカ」と「ハウス桃太郎」を約20kgを今日、道の駅味夢の里に出荷しました。

 

慣れていないハウス栽培のため、今日まで悪戦苦闘しての出荷。

 

ぜひ、汗かいたあとのトマトを食べてみてください。

 

  帰宅後の なにわともあれ トマト食う(呆悦)

緑の中の朱


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里山のこの季節は全て緑に覆われます。

そんな緑の世界に、鮮やかな朱色の柘榴の花が蒸し暑さを一瞬、忘れさせてくれます。

柘榴の花がこんなに赤い花であったのか久しぶりに見て、再確認しました。

 秋にはレッドルビーのような透き通った実がが楽しみです。

   弾き飛ぶ  女児の汗 花柘榴 (呆悦)

葡萄最盛期


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ブログの更新ができていないことは、奥歯にモノが挟まった感じで、気持ちが悪いです。まるで、「もりそば」と「かけそば」を噛まずにイッキにすすり込み、何にも消化されずお腹がもたれている状況と同じようなものです。

この間、葡萄の作業の最盛期で忙しさにかこつけてブログ更新ができませんでした。

その間にも葡萄は大きな粒の房に成長しつつあります。

産卵の機を待つ

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葡萄の房を整える最盛期です。一日二人で作業を行っても葡萄の木、20本ぐらいしかできません。

そんな葡萄園に産卵の機を窺う大きな臨月をむかえたアマガエルが葡萄の葉っぱに鎮座しています。

これほど大きなアマガエルを見たことはありません。

雨が降らないので、雨を待って産卵しようと構えているのでしょうか。

雨を待っているのは、葡萄の木も同じです。

あと一週間は雨は期待できません。

 

天青し 降るまで待とう アマガエル(呆悦) 


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樒で棲み分け


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仏壇には樒(しきみ)を、神棚には榊(さかき)をそれぞれお供える風習があります。

また、一般的にはお墓には樒を、神社には榊をそれぞれお供えします。

日本人は木の種類で棲み分けして、お参りのしきたりを作ってきました。

しかし、樒の実は植物で唯一、劇物に指定されていて、猛毒の成分を有し、食すると死亡に至ることもあり、鹿や猪も葉も食べません。

「悪しき実」から「シキミ」となったという説もあり、今まで主に仏事用に活用され屋敷の垣根には使用されてきませんでした。

しかし、しきたりを知らない有害鳥獣に頭を悩ます山村において、これを有害鳥獣防御の垣根に使ってはどうかと考えます。

樒の垣根で人里と鳥獣の住みかを再度、棲み分けし、お墓参り用にその樒を出荷するなんて一石二鳥の樒の活用も実験してみたい課題です。

  空梅雨に 樒の新芽 香りたつ (呆悦)

梅雨の月

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日曜日の夕方、東の空に上って来る月がとても大きくて暖かい色の満月状態でした。

梅雨時期の月がこんなに綺麗なのを見たのは初体験。

車の運転中なので写真が撮れず、自宅に着きスマホカメラで写した時には小さな月になっていました。

写真でも俳句でもニュースでも旬の野菜でも、「今だ。この時だ。」と思った瞬間に、撮ったり、創ったり、流したり、食べたりするのが最高です。

時を逸すると、延びきった素麺を啜るようなこのブログみたいなものです。

 

 風呂上がり 明日も晴れるか 梅雨の月(呆悦)

カバープランツ

 

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一昨日は、葡萄園の草刈りとあるお仕事のため疲れが出て、昨日はブログの更新ができませんでした。

雑草の草刈りは葡萄園や栗園だけでなく、自宅の家の回りも大変。

草刈りの労力削減のためにと、7、8年前に岸に植えたカバープランツ(名前は思い出せません。)が今年も綺麗な白い花を咲かせました。

芝のように地面を這うように拡がり、雑草の生える隙を与えないとのことでしたが、なかなか拡がってくれません。

雑草の勢力の方が強いのでしょう。

 しかし、生命力は強そうなので、株を分けて庭に植え付けをしようと思います。

   

    梅雨入りと 聞けども晴れし  昼寝かな(呆悦)