丹波ほっこり農園Blog

三和ぶどう、野菜、養蜂、加工食品

桃栗三年柿八年

去年、植え付けた栗園の草刈りに行きました。

  去年の秋は忙しくて、栗園の草刈りが随分と遅れて、栗の幹よりも草の幹のほうが太くなり、草刈りが大変な作業になりました。

  そのため、栗の成長があまり進んでいません。今年はその反省に立ち、早い目に草刈りに取り組んでいく予定です。

  約30aの休耕田を利用して約50本のポロタンという品種を植え付け全て根付いています。

  ポロタンは渋皮が簡単に剥けるため、消費者の皆さんに喜ばれている新種の栗です。

  丹波ほっこり農園では「桃栗三年柿八年」といわれるとおり、来年から「丹波栗」として出荷できるように栗栽培にも取り組んでいます。

  丹波ブランドのひとつの栗も生産者の高齢化と減少で出荷量が年々減少しています。

  休耕田利用とポロタンという比較的新しい品種で起死回生に生産量を上げようとする京都府などの取り組みに呼応し、当園は葡萄と並ぶ主力産品としていきたいと思っています。

  丹波ブランド産品を守り育て上げることが当園の使命と思っています。

  皆さんの手元に届くまでもうしばらくお待ちくださいませ。

   苦節語る  老婆の笑顔  風薫る(呆悦)
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