小学校の統合と廃止
丹波ほっこり農園のある地域の小学校が平成31年3月末に廃止され、旧町の中央地域で小中一貫校に統合されます。
150年近くの歴史に幕を閉じます。
過疎化と少子化で小学生の数が減少しているので仕方ないことではあるが、母校がなくなるのは、やはり淋しい限りです。
小学校の廃止は地域の活力をさらに減退することは間違いないと思います。
市では統合後の小中学校の施設整備や教育などの在りかたを鋭意検討されているようであるが、廃止される小学校施設をどう地域で活用するのかの議論が殆ど聞こえてこないのは、さらに淋しいです。
行政は統合という新しい枠組みづくりには力を注ぎますが、廃止される施設は忘れがちになる傾向にあることは世の常です。
小学校は子供の教育の場と同時に地域の象徴としての地域コミュニティの中心施設であります。
その跡地を地域で何に使うのかは、過去の地域の小学校の跡地活用事例を検証しても明らかなように「地域力」が現れます。
地域が考えないと行政は考えません。
地域から早い目に地域としてこんな活用をしたいとする意見を市に伝えていくことが必要と思います。
里山に囲まれた自然力を武器にし、ヒト、モノ、カネ、情報が大きく交流できる施設に転換してもらいたいものです。