お祈りと微笑みの国
週初めにタイ・バンコクに会社の社員研修旅行に出かけてきました。
真冬の東南アジアへの旅行とあって服装に苦労します。日本との温度差は30℃以上もあります。
東南アジアは始めての旅行なので、私の知識はニュースでの見聞のみでしたので、その発展は想像がつきませんでした。
実際に見た戦後70年を経た、その発展は目を見張るものがありました。
社会資本の道路、鉄道なども充実しており、生活水準も向上しているように見えます。
しかし、昔から変わっていないと思われるのは、仏教を中心とした宗教心の深さと「微笑みの国」といわれるように笑顔を絶やさない対応です。
市民のお布施で維持される寺院の数に驚かされますし、新しい寺院も新設されているようです。
バンコクの街中は今や車とバイクが多く、ラッシュ時には渋滞が発生しています。
こんなとき中国のようにクラクションを鳴らしたり、怒鳴りあうようなアクシデントは滞在期間中、見ることはありませんでした。
車はトヨタ車をはじめとする日本車が、バイクはホンダが殆どで、コンビニはセブンイレブンとファミリーマートと日本の文化が浸透していてタイ独自さが薄れ、日本人の観光客にとっては面白さ欠けます。
街は日本を真似るように近代化されていますけが、街に暮らす人達は宗教心と微笑みを忘れない平穏な暮らしを続けていることにひと安心。
旅行客の私たちもその対応に穏やかな心が拡がり、自然とまた行きたい国・タイになるのかも知れません。
ただ、街中には日本より更に貧富の差が拡大している様子を垣間見られるスラム街もあります。
次回、行く時にはタイ独自の文化が残るであろう田舎の地方に足を伸ばしたいと思っています。
コップッ・カップ・タイ!